火加減のコツ

慣れないと火加減がけっこう難しいです。

ちょとしたコツをお教えします。

1. 事前に温めておく

  ダッチオーブンは肉厚があるので、平均的に熱がまわるのに時間がかかります。

  焦げつき防止の意味からも、料理の前に十分温める必要があります。

2. 下からの加熱

  食材がダッチオーブンの底に直接ふれているため、下からは火のまわりが良い。

  特に長時間加熱する料理の場合は、焦げついてしまわないように注意が必要です。

  焦げつき防止には底に敷く専用の網も売られていますが、
  
  肉料理の場合は玉葱の輪切りを敷き詰めるのも有効です。

3. 上からの加熱
  
  上からはちょっと強いくらいに加熱します。
  
  ピザのように薄いものは、蓋との距離があるため更に強めに加熱します。

4. 焼きムラを防ぐには

  熱源のあたりかたで微妙に温度が違うため焼きムラができてしまいます。

  ダッチオーブンと蓋を定期的に90度くらい回転(ローテーション)すると均一の焼き加減になります。

5. 熱源をスタンバイしておく。

  炭にしろブリケッツにしろ、徐々に熱の勢いがなくなってしまいます。

  いつでも熱源補給できるようにファイヤーピットを作って熱源を用意しておくと慌てなくてよいですよ。

火加減については「慣れ」しかありません。

この料理は何分過熱すると言っても炭の火力も外気の温度も毎回違います。

ダッチオーブンはシンプルな故、勘と経験が物を言う道具です。

失敗を繰り返しながら自分のものにするのが結局火加減をを極める「近道」だと思います。

いつも同じ火力をキープ可能なチャコールブリケットを使うと、火力の加減がし易くなります。

チャコールブリケットは本場アメリカ製がおすすめです。





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